第2章 UEFI の設定 > UEFI Setup ユーティリティーの操作> SSDアクセス制限

SSDアクセス制限

SSD アクセス制限のパスワードを設定すると、次の状態になります。

SSD への無断アクセスや、万が一SSD が盗難にあった場合の情報流出を防ぎたいときは、SSD アクセス制限のパスワードを設定します。

SSD アクセス制限の設定方法

SSD アクセス制限のパスワード設定方法は次のとおりです。

制限
パスワードを忘れてしまうと、アクセス制限を設定したSSD は使用できなくなります。登録したパスワードは絶対に忘れないようにしてください。
本機の電源を切り、シャットダウン状態から本機を起動します。
本機の起動直後、黒い画面の中央に「EPSON」と表示されたら、すぐに F2 を「トン、トン、トン・・・」と連続的に押して、「UEFI Setup ユーティリティー」を起動します。

Windows が起動してしまった場合は、再度 からやり直してください。シャットダウン状態から本機を起動しないと、「Set User Password」が表示されないため、パスワードを設定できません。

「Security」メニュー画面-「P0:(SSDの名称など)」-「Set User Password」を選択して を押します。

次のメッセージが表示されます。

パスワードを入力します。

「*」が表示されない文字は、パスワードとして使用できません。パスワードとして使用できるのは英数字だけです。アルファベットの大文字と小文字は区別されません。パスワードは32文字まで入力可能です。

パスワード入力時は、キーボードの入力モードに注意してください。たとえば、数値キー入力モードでパスワードを設定し、起動時に数値キー入力モードではない状態でパスワードを入力するとエラーになります。

を押すと、次のメッセージが表示されます。もう一度同じパスワードを入力し、 を押します。

次のメッセージが表示されます。

同じパスワードを入力しないと、「ERROR」というメッセージが表示されます。[Ok]が選択された状態で を押し、 からやりなおしてください。

パスワードの設定が完了すると、「Security Enabled:」項目の値が「Yes」に、「HDD User Pwd Status」項目の値が「INSTALLED」に変わります。

解除方法

SSD アクセス制限の解除方法は次のとおりです。

本機の電源を切り、シャットダウン状態から本機を起動します。
本機の起動直後、黒い画面の中央に「EPSON」と表示されたら、すぐに F2 を「トン、トン、トン・・・」と連続的に押して、「UEFI Setup ユーティリティー」を起動します。

SSD アクセス制限のパスワードを要求されるので、SSD アクセス制限のパスワードを入力します。

Windowsが起動してしまった場合は、再度 からやり直してください。シャットダウン状態からUEFI を起動しないと、「Set User Password」が表示されないため、SSD アクセス制限を解除できません。

「Security」メニュー画面-「P0:(SSD の名称など)」-「Set User Password」を選択して を押します。

次のメッセージが表示されます。

設定しているパスワードを入力して を押します。

次のメッセージが表示されます。

何も入力せずに を押します。

次のメッセージが表示されます。

再度、何も入力せずに を押します。

「Security Enabled:」項目の値が「No」に、「HDD User Pwd Status」項目の表示が「NOT INSTALLED」に変わります。

これでパスワードが削除され、SSD アクセス制限が解除されました。

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