パスワードを設定する
「Security」メニュー画面でパスワードを設定すると、UEFI の起動時にパスワードを要求されるようになります。
パスワードの設定は、次のような場合に行います。
- UEFI Setup ユーティリティーを使用するユーザーを制限したいとき
- パスワードを設定しないと使用できない機能を使いたいとき
(HDD アクセス制限など)
パスワードの種類
パスワードには次の2 種類があります。
- Administrator Password(管理者パスワード)
コンピューターの管理者用のパスワードです。管理者パスワードでUEFI にログオンした場合は、すべての項目の閲覧と変更が可能です。 - User Password(ユーザーパスワード)
一般ユーザー用のパスワードです。ユーザーパスワードでUEFI にログオンした場合は、項目の閲覧や変更が制限されます。
パスワードの設定方法
パスワードの設定方法を説明します。
設定したパスワードは、絶対に忘れないようにしてください。パスワードを忘れると、UEFI の設定変更や、設定によってはWindows の起動ができなくなります。
管理者パスワードの設定
管理者パスワードの設定方法は、次のとおりです。
管理者パスワードを設定すると、ユーザーパスワードやHDD アクセス制限などが設定できるようになります。
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「Security」メニュー画面-「Set Supervisor Password」を選択して![]() |
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パスワードを入力します。 |
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「*」が表示されない文字は、パスワードとして使用できません。パスワードとして使用できるのは英数字だけです。アルファベットの大文字と小文字は区別されません。パスワードは20文字まで入力可能です。
パスワード入力時は、キーボードの入力モードに注意してください。たとえば、数値キー入力モードでパスワードを設定し、起動時に数値キー入力モードではない状態でパスワードを入力するとエラーになります。
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もう一度同じパスワードを入力し、![]() |
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同じパスワードを入力しないと、「ERROR」というメッセージが表示されます。[Ok]が選択された状態でを押し、
からやりなおしてください。
パスワードの設定が完了すると、「Admin Password Status」項目の値が「Set」に変わり、ユーザーパスワードなどが設定できるようになります。
ユーザーパスワードの設定