第5章 困ったときは > トラブル時に効果的な対処方法 > システム診断ツールを使う

システム診断ツールを使う

システム診断ツールを使うと、ハードウェアに不具合が発生しているかどうかを診断することができます。

システム診断ツールの種類

システム診断ツールには、次の2 種類があります。

PC お役立ちナビから起動するシステム診断ツール

PC お役立ちナビからシステム診断を行うことができます。Windows を起動できる場合に使用します。

CD から起動するシステム診断ツール

Windows が起動できない場合に、「リカバリーツールCD」からツールを起動してシステム診断を行います。

システム診断を実行する

Windows を起動できる場合とできない場合で、システム診断の実行方法は異なります。

Windows を起動できる場合

PC お役立ちナビからシステム診断を行います。
実行方法は、次のとおりです。

[PC お役立ちナビ]-[トラブル解決]-[システム診断ツール]をクリックします。
「ユーザーアカウント制御」画面が表示された場合は、[はい]をクリックします。
システム診断ツールが起動したら、診断したい項目をクリックします。

該当項目の診断が開始されます。

診断が終了したら、診断結果を確認します。

「Passed」と表示された場合、ハードウェアは正常に動作しています。

「Failed」と表示された場合は、該当項目に不具合がある可能性があります。
テクニカルセンターまでご連絡ください。

Windows を起動できない場合

「リカバリーツールCD」からシステム診断ツールを起動します。
CD からツールを起動するには、UEFI の設定をUEFI モードからBIOS モードに変更する必要があります。変更した設定は、診断終了後に元に戻します。
CD からシステム診断を行う手順は、次のとおりです。

操作で必要なため、事前にキーボードのDeleteの位置を確認してください。
本機の電源を入れ、すぐにDeleteを「トン、トン、トン・・・」と連続的に押します。
「UEFI Setup ユーティリティー」が起動したら、で「Security」メニューを選択し、で「UEFI Boot」を選択してを押します。
「UEFI Boot」の選択ウィンドウが表示されたら、で「Disabled」を選択してを押します。
「リカバリーCD」を光ディスクドライブにセットします。
F4を押し、表示された画面で[Yes]が選択された状態でを押します。

これで、BIOS モードへの変更は完了です。

「EPSON」と表示後、黒い画面に「Kernel Loading・・・Press any key to run PC TEST」と表示されたら、どれかキーを押します。

システム診断ツールが起動し、自動的に診断が開始します。

診断が終了したら、診断結果を確認します。

「F」が表示された場合は、表示された項目に不具合がある可能性があります。テクニカルセンターまでご連絡ください。

光ディスクドライブからリカバリーツールCD を取り出し、電源を切ります。

引き続き、UEFI の設定をUEFI モードに戻す作業を行います。

本機の電源を入れ、すぐにDeleteを「トン、トン、トン・・・」と連続的に押します。
「UEFI Setup ユーティリティー」が起動したら、で「Security」メニューを選択し、で「UEFI Boot」を選択してを押します。
「UEFI Boot」の選択ウィンドウが表示されたら、で「Enabled」を選択してを押します。
で「Secure Boot Control」を選択してを押します。
「Secure Boot Control」の選択画面が表示されたら、で「Enabled」を選択してを押します。
F4を押し、表示された画面で[Yes]が選択された状態でを押します。

これで、CD からツールを起動してのシステム診断は完了です。

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