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第3章 BIOS の設定

BIOS の設定を始める前に

制限

当社製以外のBIOS を使用すると、Windows が正常に動作しなくなる場合があります。当社製以外のBIOS へのアップデートは絶対に行わないでください。

BIOS は、コンピューターの基本状態を管理しているプログラムです。このプログラムは、マザーボード上にROM として搭載されています。
BIOS の設定は「BIOS Setup ユーティリティー」で変更できますが、購入時のシステム構成に合わせて最適に設定されているため、通常は変更する必要はありません。BIOS の設定を変更するのは、次のような場合です。

BIOS の設定値を間違えると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。設定値をよく確認してから変更を行ってください。
BIOS Setup ユーティリティーで変更した内容はCMOS RAM と呼ばれる特別なメモリー領域に保存されます。このメモリーはリチウム電池によってバックアップされているため、本機の電源を切ったり、再起動しても消去されることはありません。

参考

リチウム電池の寿命

BIOS Setup ユーティリティーの内容は、リチウム電池で保持しています。リチウム電池は消耗品です。本機の使用状況によって異なりますが、AC アダプターやバッテリーからの電力供給がまったくない場合、電池の寿命は約5 年です。日付や時間が異常になったり、設定した値が変わってしまうことが頻発するような場合には、リチウム電池の寿命が考えられます。リチウム電池を交換してください。

動作が不安定になったら

設定値を変更して本機の動作が不安定になった場合は、次の方法で設定値を戻すことができます。

購入時の設定と変更後の設定をあらかじめ記録しておき、手動で戻す。

万一に備え、設定値を記録しておくことをおすすめします。

初期値や、前回保存した設定値に戻す。

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