第3章 UEFI の設定 > UEFI Setupユーティリティーの設定項目 > Securityメニュー画面

Securityメニュー画面

「Security」メニュー画面では、パスワードに関する設定や、マザーボード上のデバイスに関する設定を行います。パスワードの設定方法は、「パスワードを設定する」をご覧ください。

設定項目は、次のとおりです。

          は初期値、は項目表示のみ

Set Supervisor Password
管理者パスワードの設定や変更、削除を行います。
Set User Password
管理者パスワードを設定すると設定可能になります。
ユーザーパスワードの設定や変更、削除を行います。
Admin Password Status
管理者パスワードの設定(Set)/未設定(Not Set)が表示されます。
User Password Status
ユーザーパスワードの設定(Set)/未設定(Not Set)が表示されます。
Password on boot
管理者パスワードを設定すると設定可能になります。
UEFI起動時にパスワード入力を求めるかどうかを設定します。
Disabled :  パスワード入力を求めません。
 Enabled :  パスワード入力を求めます。
Hard Disk Protection
管理者パスワードを設定すると設定可能になります。
HDD へのアクセス制限を設定します。
Disabled :  HDD へのアクセスを制限しません。
 Enabled :  HDD へのアクセスを制限します。
User Access Level
管理者パスワードを設定すると設定可能になります。
「User Password」(ユーザーパスワード)で「UEFI Setup ユーティリティー」にアクセスするときのアクセス制限レベルを設定します。
Full Access :  ユーザーパスワード使用者に管理者と同一の権利を許可します。「UEFI Setup ユーティリティー」のすべての項目を設定したり閲覧したりすることができます。ただし、管理者パスワードの変更はできません。
 View Only :  ユーザーパスワード使用者は「UEFI Setup ユーティリティー」を閲覧できますが、設定項目の変更はできません。
 Limited :  「UEFI Setup ユーティリティー」を閲覧できるほかに、ユーザーパスワードなど一部の設定項目を変更できます。
 No Access :  ユーザーパスワード使用者は「UEFI Setup ユーティリティー」を起動することができません。
TPM Function
セキュリティーチップ(TPM)の設定をします。
Trusted Platform Module
セキュリティーチップ(TPM)を使用するかどうかを設定します。
 Disabled :  使用しません。
Enabled :  使用します。
Clear Trusted Platform Module
「Trusted Platform Module」を[Disabled]に設定すると表示されません。
セキュリティーチップに保存されている情報を初期化します。本機で初めてTPM を使用する際は、初期化を行ってください。
初期化は、を押し、確認画面が表示されたら[OK]を選択します。情報が初期化され、コンピューターが再起動します。初期化後、「Trusted Platform Module」は[Disabled]に設定されます。
初期化を行うと、それまでに暗号化されたデータを使用できなくなります。
TPM 使用後に初期化を行う場合は、お客様の責任において十分に注意して行ってください。
UEFI Boot
Windows 8.1の場合は[Enabled]で使用します。
Platform Mode
システムモードの状態が表示されます。
 User :  セキュアブートのキーが適用されています。
 Setup :  セキュアブートのキーが適用されていません。
Secure Boot
セキュアブートの状態が表示されます。
 Disabled :  セキュアブートが無効に設定されています。
 Enabled :  セキュアブートが有効に設定されています。
Secure Boot Control
セキュアブートの設定をします。
初期値[Enabled]のままで使用します。
Secure Boot Mode
セキュアブートのモード設定をします。
[Custom]に設定すると、詳細設定を行うことができます。
Image Execution Policy
「Secure Boot Mode」を[Custom]に設定すると、表示されます。
セキュアブートの詳細設定を行うことができます。
Key Management
「Secure Boot Mode」を[Custom]に設定すると、表示されます。
セキュアブートのキー管理を行うことができます。
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